明けましておめでとうございます

年初から慌ただしく過ごしております。
営業が増え、なかなか技術に触れる時間が年々少なくなっていますが、PDC08で受けた衝撃を自分のものにしようと昨年末から、M言語、Windows Azureと土日、夜を使い調査しております。

Microsft Tech Days Japan 2009
http://www.event-marketing.jp/events/techdays/other.html
その他のプログラムで2コマ頂きましたので、アバナードの福井さんと150分、クラウド、OSLOについてお話したいと思います。
[http://developerscafe.jp/future/cloud/cloud01_01.html:title=
ソフト開発未来会議:クラウドリレーインタビュー]でクラウドについて少しお話をさせていただいております。
ご興味ある方はぜひ参照ください。

弊社も初めてhttp://www.microsoft.com/japan/events/techdays/default.mspxにスポンサーとして参加させていただきます。
アーキテクチャと中心としたアーキテクチャ策定サービス、Software Factoryを実現するべく開発しているaiNoteをご紹介させていただきます。aiNoteでは、OSLOの対応、DSMの対応を予定しております、ご興味ある方はブースにお立ちよりくださいませ。

最後に、Developers Summit 2009で"M + MVC"を話させていただきます。
ここ2,3年でRuby On Railsアジャイルかつ、Less is moreの考え方が業界を賑わしてきましたが、マイクロソフト社もようやくMVCフレームワークを出荷しようとしていてます。MVCアーキテクチャというより、RESTfulで,Testbleで、Scaffoldなどを使えるまさにRuby On Railsに近いフレームワークです。言語の違い、ベースがASP.NETという点が大きく違いますが、わくわくするようなフレームワークです。モデルに関して、RailsActiveRecordを採用し、Ruby言語の有効な利用により、シンプルな構成をとっているのに対して、.NETでは、LINQを中心した開発にシフトしつつありますが、Entity Frameworkがまだ、モデルから生成ができずにデータベーススキーマから生成するので、これから登場するM言語を用いてTextベースのモデルからMtoSQLを用いてデータを生成するところをお見せしたいと思っております、これは、"M + MVC"のタイトルの由来でもあります。これまで、マイクロソフト社は、DSL Toolを提供し、DSLの実現をしようとしてきましたが、新たなオプションとして、M言語と中心とする新しいTextualDSLを提供しようとしています。TextベースのDSLは、Railsで採用されている様々なコンソールベースのDSLがこの震源地なのかもしれません。思えばテキストでモデルを記述するという当たり前の発想が久しく忘れ去られ、グラフィカルなモデルだけがモデルという方向のアンチテーゼなのかも知れません。

今年もよろしくお願いいたします。

Silverlight 3

Scottguブログより
いよいよSilverlight3のリリース予定がScottさんのブログで発表されています。

個人的には、意外にブラウザコントロールとか、Airみたいな機能、DataSetのサポートを期待しています。

Next year we will ship our next major Silverlight release -- Silverlight 3.

Silverlight 3 will include major media enhancements (including H.264 video support), major graphics improvements (including 3D support and GPU hardware acceleration), as well as major application development improvements (including richer data-binding support and additional controls). Note these are just a small sampling of the improvements - we have plenty of additional cool features we are going to keep up our sleeves a little longer. ;-)

Next year Visual Studio and Visual Web Developer Express will also support a fully editable and interactive designer for Silverlight, and add tool support for data-binding

ソフト開発未来会議

http://developerscafe.jp/future/

ソフトウェア開発未来会議というコンセプトのサイトがオープンしました。オープニングの座談会が掲載されましたので、お知らせします。ぜひ、ソフト開発の未来が”ワクワク”したものになって欲しいと願っています。私たちがこれまで育ったソフト開発の領域を守りつつ、新しいソフトウェア開発に日々挑戦していこうと考えています。

  • ソフト開発が楽しいものであること。
  • ソフトウェアが新しい価値を創造するツールであること。
  • ソフト開発も、ソフトウェアを使う方も人間中心であること。
  • ソフト開発には、たくさんのプロフェッショナルが必要であること。
  • ソフト開発の対象領域は、これからも増え続けること。

上記が私が今思う所です。

PDCを終えて その1

時差ぼけがようやく直りつつありますので、何時に寝ても夜中2時に起きる生活も改善しています。
PDCが終わりました、詳細がわからないテクノロージが多いので、特に関連性を説明するのが難しいのですが徐々に説明していきたいと思います。

前回のPDC2005を思い出すと、WPFWCF、WF,LINQLonghornという目玉で非常に鮮烈な印象があります。これまでのテクノロジが統一され、さらに進化を遂げている印象がつよく、イノベーションの風を強く感じました。今思えば、ビルゲイツ氏最後のPDCとなった訳ですが、それにふさわしい鮮烈なイベントであった思います。私もかなり衝撃を受けこれから新しいテクノロジをどう捉え、どのように消化するかをわくわく感と共に困惑したのを覚えています。WPF,WCF,WFには、アーキテクチャの統一感があり説明も楽でしたが、LINQがこのアーキテクチャにしっくりこないので未だにオプションを広げている感があります。データセットの利便性を失った分、SQL、オブジェクトのコーディイングの統一をにより非常に簡易につかえるのですが、データセットの利便性を保持する部分も考慮していただきたかったです。PDC2008までの間にAjaxの対応、"WPF /E"もSilverlightとして脚光を浴び2.0もリリースされまた。Webテクノロジの進化というよりトレンドへの対応と表現した方がいい進化でした。Server SideのAjax、Mini CLRなどマイクロソフトらいしい対応が特徴ですが、ここ1、2年話題の中心は常にASP.NET,"Web Development"でした。書籍、ブログ、イベントなどでも、エンタープライズのアプリケーションとコンシューマのアプリケーションが非常に近づいてきた1、2年でもあると感じています。