MIX 09 Videoと所感

残すところあと一日となったMIXですが、すでにビデオが公開されています。
http://sessions.visitmix.com/MIX09

Silverlight3,Blend 3が中心で盛り上がっています。
Azure系は、若干のUpdateのみで、今日のSDSのUpdateが非常に楽しみです。

昨日は、Gu氏とSilverlight3の機能についてと拡張フレームワークについて少しお話出来ました。
MIXでは、毎年バージョンアップしているSilverlightですが、今後も中心的な技術になることを再確認しました。

Silverlight 3は、RIAなのでが通常のアプリケーション、つまり、データのハンドルが非常に強化されています。
Out of Browserは、確実にAirを意識していますし、RIA Serviceは、これまでのUI中心だったSilverlightにアプリケーションアーキテクチャが初めて考慮され、いわゆる全体感を意識してきたのがよくわかります。

.NET Serviceのサービスバスのアーキテクチャもそうなのですが、マイクロソフト全体のアーキテクチャがRESTfulで統一されてきたのと、LINQが非常に相性がいいものになってきています。Azure,Silverlight,SDS,RESTfulなフレームワークと別々のものだったのですが、互いに刺激を受け合い徐々に統一感のあるものに仕上がってきていると思います。
これらが重要なのは、混沌としてきたプログラミングモデルが統一され、異なるアプリケーションを同じように開発できる点と、様々な高度なサービスを組わせること容易になる点です。いままで漠然としていたサービスの連携ですが、アーキテクチャがそろってきたことにより急激に世界観が変わってくると考えています。

余談ですが、OSLOチームのDouglasさんとソフトウェアファクトリとOSLOの融合について少しお話出来たのが、今回一番の収穫です。
統一したフレームワークに、モデルベースの開発環境は非常に相性がいいです。